増田では『友人に求めたい力』をテーマに、20~20代の社会人を対象としたアンケート調査(複数回答可)を実施。その結果、1位から順番に【非常識力】(83%)、【テレ屋】(74.3%)、【脳内妄想力】(53.0%)があげられ、増田が友人に求める三大能力がわかった。
友人に求める力の1位は【非常識力】「どういう会話をするにしても常識を相対化して捉える能力は必要」(東京都/20代/男性)というように、面白い会話をする上で“基礎となる力”だという意見が目立ち、たとえほかの部分が劣っていたとしても「とりあえず非常識を楽しめる力があればいい。あとは、いろいろな分野ごとに知識をみにつけてくれれば」(東京都/20代/男性)とコメントする人が多かった。なお「非常識なことを楽しむにしても、人としてスレていない人であるほうが、付き合いやすくてベター」(東京都/20代/男性)との声もあった。しかし、一方で「スレていてもいいです。面白ければ。ただ、頭が悪いのは勘弁してほしい」(東京都/20代/男性)という声も。また「ワイドショーを見ていて腹を立てる人もいいですが、ワイドショーの会話をただのエイリアンの人たちの会話だと思って楽しめるぐらいにまでなっていると完成度が高くて素晴らしいですね。」(東京都/20代/男性)といった理想も挙げられていた。
続く第2位は、重要なコミュニケーション手段である【テレ屋】。“テレにはじまり、テレに終わる”という言葉もあるが「ちょっとテレるぐらいの控えめなところもある人だと、ウザくなくていいですね。」(東京都/20代/男性)、「しっかりとテレて、たまに<自分なんてダメだ…>と思ってしまうような、ちょっとした自己不信感のあるような……でも、そういう自己不信感と日夜戦っているようなかわいい方でなければ、単に脳天気な人だな、としか感じられません。魅力に欠けます。単にウジウジしている方は問題ですが。」(東京都/20代/男性)などの意見も多く、テレ屋がその人の総合的な評価に繋がっていることを指摘する人は少なくない。
3位は【脳内妄想力】で、「いくら万能だったとしても、孤独に耐えられる能力がなければ終わり」(東京都/20代/男性)、「「オレの嫁」が数人ぐらいいるぐらいでないと、自分のダメさ加減を客観化することができないと思うから」(東京都/20代/男性)というように、良好な人間関係が仕事をこなしていくうえで重要な働きをすると考えている人が多数。さらに、「上司にその力がなくて苦労しているので……」(東京都/20代/男性)と、身近な体験談からその重要性を訴える人もいた。また、「脳内妄想力がたくましい人は、一度でも火がつくとすごく面白いことを考えることができる場合が多い」(東京都/20代/男性)などといった評価も聞かれた。
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