■http://anond.hatelabo.jp/20100227000559

よくわかる。オレも最近すげー辛くてうなされては「やめろおお　うあああ」ってリアルにひとりで声をあげてはもだいてた。

というか今でも若干その気はあって不安にかられたりするけど。

ただ、それは改善したほうがいい。じゃないと余計辛くなる可能性がある。

脳みそって、過去の出来事や辛い思い出を思い返すだけで、それを体験した時と同じ働きが脳内で起こるらしい。

つまり、辛いことを一回思い出したり、うなされるたび、その辛い出来事や辛い感情をもう一度追体験してしまい、脳内では実際に悪い体験にあった時と同じ働きがおこる。

しかも脳みそってのは、悪い記憶、失敗した記憶を、できるだけもう失敗を繰り返さないよう強く記憶するもの。そのせいで、悪い記憶を思い出しては、さらに強く記憶する。

悪い記憶を追体験して苦しむ→脳内に強く記憶される、という悪循環に陥ってしまう。

最悪のケース、それを日常的に続けてると、その自分を苦しめる感情が日に日に増していく可能性さえある。何回も何回も追体験する事で、感情がより強固に記憶されてしまう。苦しみの螺旋に入っちゃう。

言ってみれば「苦しんでいる状態を思い出しやすい脳」になって、なにをしていても苦しくなってしまう。

じゃあ、どうやって改善したらいいか？って話しだが、辛いだろうが辛いことをできるだけ考えないようにする。他のことをする。

悪いことは一度認識したら、それだけで十分。何度も認識し直して追体験する必要は、まったくない！

できればもっとプラス面に働きかけるには、自分で自分を励ましまくったり、褒めたり、自分を助ける言葉を自分に投げかけまくるといい。

つまり、今度は自分が成功した事や、成功したという想像でもいい、とにかく自分にとってプラスの都合のイイことを考えまくる事で、よかった出来事を脳内で追体験させるのだ。そうすると脳なんて単純なもので、脳内では実際に良いことが起こったことと同じ働きが脳内で起こる。意識的に自分を褒めようと努めるだけでいい。

これをつらいときに繰り返してれば、少しは楽になって、苦しみの螺旋から抜け出せるかもしれない。

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