2010-02-24

「もう廃校寸前!?」島田紳助行列チャリティーカンボジア小学校現実

ttp://www.cyzo.com/2010/02/post_3945.html

島田紳助が司会で人気の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)が一昨年、チャリティー企画でカンボジア小学校建設した。番組ではその後も、学校が順調に運営されている様子を放送してきたが、日本NPO団体が”アポなし”でこの小学校を訪れたところ、「番組では定期的な食料支給や飲料水の確保などが実現したと紹介されたのですが、実際は、食料支給は滞り、水は20キロ先まで汲みに行くような有様です」(「NPO法人 アジア交流協会」〈前橋市〉の石川正安理事長

 浄水器や井戸は壊れ、浄水器の中には蟻やサソリが何匹もいたという。さらに昨年放送されたなかには、やらせまがいのことまであったと指摘している。

 クルマを用意して子どもたちが相乗りする場面がそれで、小林麻央子どもたちに手渡したハーモニカは、生活費のために、親が売ってしまっていた。

 石川氏はこう忠告している。

学校建設すること自体は素晴らしいと思いますが、予定通り運営されているか定期的に監視する必要があります。(中略)このままでは数年後には廃校になってしまうことが予想されます」

 しばしば、ODAなどの海外援助物資が、必要としている人たちには届かず、政府横取りしてしまうケースが指摘される。日本はカネや物資は出すが、そのフォローをしないと、国際社会から批判されてもいる。仏作って魂入れずでは、何のための「善意」か。

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