2010-02-20

家族コミュニケーション基本法則

コミュニケーションにおいて重要なのは「会話」であり、会話以外は問題にならない。

また、会話は正攻法でわかりやすく、単純なものであることが望ましい。

例えば父親はしばしば、権威的な物言いが癖になっている。

あたかも世間の代表であるかのような表現

たとえば「世間ではこれがあたりまえだ」「そんなことは社会では通用しない」などと言った言い回しは、

それだけで本人を不愉快にさせてしまう。

あくまでも「お父さん個人はこう思うんだけど」といった個人的、かつぼかした表現のほうが、ずっと心に届く。

また母親に多い問題としては、皮肉、嫌味などが自然に出てきてしまいがちであること。

これらの悪い刺激は、しばしば家庭内暴力を誘発しているのだが、

本人はそれに十分に気付いていない。

こうした、不適切なコミュニケーションスタイルもまた、

両親の協力態勢のもと、徐々に改善を図りたい部分ではある。

最終的な目標である、理想の家庭内コミュニケーションイメージは、

本人と両親との間で冗談がかわされることである。

その過程はどうあれ、冗談日常的に言い合える段階に至ったら、

それまでの対応は正しかったと考えていいかも知れない。

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以上、斎藤環さんの文章が素晴らしかったので転載しました。

http://www.sofu.or.jp/hikikomori.html

http://www.sofu.or.jp/violence.html

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