まともな人ならそう考えるでしょう。しかし、最近の小飼さんは本当によく分からない部分があります。
本来なら「負の所得税」の導入によって得られる効果は「行政手続きの簡略化」と(給付する額によりますが)「大規模な再分配」に限られるはずです。
ですが、その著書からも分かるように、なぜか小飼さんは得体の知れない哲学をBI支持の主張に混ぜ込んでいます。例えば、「人間は何も生産しない」と言ってみたり、「働かなくてもいい時代が到来した」と論じてみたりするのがそれです。その書きぶりを見ていると、「BIが再分配の一方式に過ぎない」ということを本当に認識しているかどうかも怪しいように思われてなりません。
元の投稿で出した例でこの無駄を省くと、結局「負の所得税」方式になる おっと。負の所得税はBIの実現方式じゃないのか?
はいそうです。 負の所得税は実質的にBIと同じ再配分を導くもので、しかもBIよりも制度的に優れたものです。 ただ、負の所得税がBIを実現する「手段」であるということはなく、両者...
はいそうです。負の所得税は実質的にBIと同じ再配分を導きますから、BIをより洗練させた制度だと言えます。 ただ、負の所得税がBIを実現する「手段」であるということはなく、両者...
簡潔に言えば、BIは平等主義を起源に持つ制度であり、一方「負の所得税」はリバタリアン思想とつながりが深いものとされています。 詳しくは、Davide, Tondani. Universal Basic Income and Negative...
なるほど。なんかよく解らんけど違うと。 小飼弾に代表されるBI神秘主義派はたぶん「BI=負の所得税」という認識を持ってないでしょう。彼らはあくまで「一定額の一律支給」という...
まともな人ならそう考えるでしょう。しかし、最近の小飼さんは本当によく分からない部分があります。 本来なら「負の所得税」の導入によって得られる利益は「行政手続きの簡略化」...
あーわかった。 BIと負の所得税の違いというより、その結果どうなるかというところの予想に疑問をいだいているというわけだ。 小飼弾なら「負の所得税」でも「人間は何も生産しな...
流れが読めないが、中身が同じ制度でも信念が違うと別制度なのか?
流れが読めないが、中身が同じ制度でも信念が違うと別制度なのか? 制度は同じでしょう。 信念が違うと別の信念だという話だよ。
まず、本文で主張されているのは、「BIは単なる再分配にすぎず、しかも実質的には負の所得税と同じ配分を実現する」といった最低限のレベルのお話なのですが、 はてな近辺でなされ...