買ったはいいが、手をつけていない本やゲームなどが蓄積されていくと、義務感を抱くようになる
「読まないといけない、プレイしないといけない」
積み重ねられたそれらを見ていると、焦燥にも似た感情がわきあがってくる
「ならとっととやればいいじゃん?」と自分でも思うが、なぜか手をつけられず、
そのくせ新しく発売される本やゲームを次々と購入し、積んでいってしまうという有様である
買うまでは期待していたし、面白そうだなぁとは思っているのだが、いざ購入すると途端にやる気がしぼんでしまうのである
この頃になると、もはや楽しむという気持ちはほとんど残っていない
焦燥感じみたい義務感から、「本を読む、ゲームをプレイする」という気持ちが、「山を崩す」という表現になっているのだ
これでは楽しめるものも、何も楽しめないではないか?
単なる作業ではないか・・・
現実から逃れるためのツールが、現実と同じくらいに辛いものになってしまうという、悲しい現象である
「いいじゃん楽しみがたくさんあって。いずれやるし。むしろ絶版とかになって手にはいらなくなるよりは、
今のうちに確保しておいたんだよ」という具合に気持ちを新たにすることが出来れば、解決の道はひらけるのだが