2010-02-03

ムーンな想い vol.09

ttp://www.sorae.jp/0249/3609.html

一方で、日本宇宙開発、特に月探査は、議論が続いているものの明確な将来方針を打ち出せていない。「かぐや」で生み出された豊富技術者科学者という資産、そして経験を活かしていくためには、次の目標を常に作り出していくことが必要だ。継承が途絶えてしまえば、せっかく作り上げた知的資産は無に帰することになりかねない。

このままいくと、着実に実績を重ねている(いく)中国と、鍛え直して強大な力を再度発揮する(ことを目指す)アメリカとの間で、日本は自らの存在感を失いかねない。

日本がどのように月探査を進めていくのか。それは、日本が月探査を通して、社会世界にどのような貢献をしていくのか、ということにも通じる。その結論は、早く着実に出していくことが必要だ。探査プログラムには長い時間が必要であることを考えると、時間にそれほど余裕があるわけではない。

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