2010-02-03

http://www.dpj.or.jp/news/?num=11327

2002/06/17

鈴木宗男議員逮捕許諾請求を受けて(談話)

民主党幹事長 菅 直人

 東京地検特捜部本日、あっせん収賄容疑で東京地裁鈴木宗男議員逮捕状を請求し、内閣閣議決定後、衆議院議長に対して鈴木議員逮捕許諾請求を行った。

 現職国会議員逮捕許諾請求を受けるということは、極めて遺憾なことであり、国会として迅速に手続きを進め、全会一致で許諾すべきだ。

 本来、鈴木議員をめぐっては数々の疑惑が指摘されており、逮捕許諾請求という国会議員権威を失墜させる事態に至る前に、議員辞職勧告を決議しておくべきであった。請求許諾そして逮捕となっても本人が辞職しない場合、鈴木議員の辞職勧告決議案の採択は国会として最低限の務めである。

鈴木議員を庇って二度にわたり議員辞職勧告決議案の本会議上程を拒んできた与党三党は、自らの非を認め国民に謝罪すると共に、鈴木議員の辞職勧告決議案の本会議上程とその可決を図るべきだ。

 本件の解明は司法当局に委ねることになるが、今国会議員不祥事の発覚が続発し、鈴木議員をめぐる数々の疑惑についても、鈴木議員のみならず他の政治家官僚も関与の疑いもある。小泉内閣与党3党は、この許諾請求すら国会会期延長に政治利用しようとしているが、少なくとも国会自らが疑惑解明に全力を挙げるのか、それとも臭いものにフタをして、国会の責務を果たさず司法当局に解明を委ねるのか、国民の前に明確に示すべきだ。

 民主党は、国会の開会、閉会にかかわらず、疑惑の徹底糾明をめざす。

そもそも鈴木宗男告発したのは民主党。そしてそんな鈴木宗男が今は必死で民主を応援しているという笑い話。

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