リアルタイムで検針を行い、逆に家庭内の電力使用をコントロールする
実は、関係者によれば、この構想の障害となるのは、技術的な問題ではないらしい。
「技術的には、さほど難しくない」。
この構想に立ちはだかるのは、
①スマートメーターにすると、「検針」が不要になるので、検針員の雇用問題に発展する。
②スマートメーターにすると、現状では検針作業時に投函している「利用量のお知らせ」の
取扱いが課題となる。
スマートメーターなのだから「ネットで告知すればいい」のであり、それは簡単なのだが、
「ネットを使えない高齢者には、どう告知すればいいのか?」という問題が残る。
そうすると、「高齢者宛に郵便で告知すればいい」となるのだが、
実は「郵券代が、検針員が投函するコストよりはるかに高額」なのだそうだ。
東京電力は既にネットでも利用料を見ることが出来たような気がする。
ネット使えない客に、郵送料そのまま転嫁すればいいじゃん。封書1通なんだからせいぜい80円。手間賃入れて200円くらい取っても良いかも。