個人的には、見て損はないと思う(見た後、目がかなり疲れていたが)。
そして今、岡田斗司夫の「ひとりテレビ」を見たのだが、なんか違和感があったのでちょっと書く。
↓「ひとりテレビ」の動画はこれね(動画はバレありなので、未見の人は注意)。
http://www.youtube.com/watch?v=HQfh3YXKVIU
上の動画では、岡田斗司夫はアバターは「エンターテイメント」ではなく、「芸術」だと言っている。
なぜならば、「エンターテイメントというのは基本的に一昔前の価値観を肯定するから」だそうだ。
そこで俺は思う。
じゃあ、「アバター」のヒットの理由は、「エンターテイメントだったからじゃないかな?」と。
要するに、「アバター」の価値観というのは、「保守」でなく「革新」、「右翼」でなく「左翼」である。
(これまでのハリウッドでは考えられないことだ)
つまり、(ようやくアメリカで)「革新」や「左翼」が「一昔前の価値観」になったから、
「アバターをエンターテイメントとして作ることができ、受容されることができた」のではないか?
現実を見ると、オバマ大統領は支持率低下に悩み、リベラルが強い某州で保守が勝ったりして、
保守の見直しが始まり、それが「新しい価値観」として提示されているという逆転(逆流)現象が
今、起こっている状態と言えやしないか?
もちろん、日本でも、日本の(革新的)戦後民主主義の価値観とネトウヨの名の通りまだネットが中心の
保守派のつばぜり合いは激しくなっている。