2010-01-23

クローズアップ現代 “助けて”と言えない ~共鳴する30代~

既にたくさんの投稿がされてると思うけど、NHKブログ反響考慮して制作してるみたいなので、私も一言言いたい。

私も30代で、番組で取り上げてた「助けてと言えない人々」に非常に共感できる。

NPOの人や平野啓一郎が分析する、「助けてと言えない理由」についても首肯できる。

冷静でかつ温かい番組構成だったと思う。

しかし、根本的に物足りないのはどこかに「助けてと一言言えれば全てが解決できる」かのように捉えているところだ。

番組中に登場した30代の人も、助けを求められるような人間はいないのだろうと思う。

ほとんど喋ったこともないような、20年近く前のクラスメートに、いきなり居候の申し出や、まして就職先の斡旋を頼めるわけはない。


番組中で「助けてと言えない」ことが問題の原因であるかのように言われると

私はますます追い込まれて自分を責めてしまう。

助けを求められるような人間関係を築いてこなかった自分が悪いんだ、と。

  • ほとんど喋ったこともないような、20年近く前のクラスメートに、いきなり居候の申し出や、まして就職先の斡旋を頼めるわけはない。 これこそが、良く言えば日本人の慎み深さ、悪...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん