内閣不支持44%、初の逆転 小沢氏続投に反対73%
共同通信社は小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる事件を受け、17、18両日、全国電話世論調査を実施した。それによると、鳩山内閣を「支持しない」との回答は前回調査(10、11両日)から10・9ポイント上昇し44・1%で、「支持する」の41・5%を上回った。昨年9月の鳩山内閣発足後の調査で、不支持率が支持率を逆転したのは初めて。前回は支持率50・8%、不支持率33・2%だった。
秘書を務めていた衆院議員の石川知裕容疑者らが逮捕された小沢氏の進退に関しては「幹事長を辞めるべきだ」「議員辞職すべきだ」の合計が73・3%に上り、鳩山由紀夫首相が容認した小沢氏続投に反対する回答が大半を占めた。
今夏の参院選比例代表での投票先を尋ねたところ、民主党28・4%、自民党24・7%の小差。小沢氏や首相の政治資金問題が参院選に影響するかどうかについては「影響がある」と「ある程度影響がある」の合計が89・5%だった。
土地購入をめぐるこれまでの小沢氏の説明については「納得できない」が86・0%で、「納得できた」は6・3%にすぎなかった。
分かりきっていた事だと思うんだけどね。