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一部の女性は、「自分の話をちゃんと聞いてもらえると嬉しがる」傾向が強い。
自分に多少のコンプレックスを持っていたり（まぁ、無い人は居ないけど）、特に同姓（女性同士）で出来ない、真面目な話をしたがっていたりする人。
話を聞いてもらえる事自体が、自分を承認してもらえていると思うのだろう。
自分は２０代の頃に、今まで女性と付き合えた事が無いのは何故だろうと散々悩んで、しばらく研究する（博打用語で言えば「見に廻る」、だ）ことにした。
女性と話が出来る機会を増やして（とはいっても、チャットで会話したり、そのチャットがから広がったオフ会で話をしたりするくらいだけど）、かなり徹底的に、聞き役に廻ってみた。
相手の話を聞いて、ツッコミを入れたくても我慢して、相手が言いたいことをすべて言った後で、自分がそれにコメントする。
もちろん最初は上手く行かなかった。
「ここで返答が欲しいのかな？」と思うタイミングは、ことごとく早かった。相手の話をさえぎってしまっていた。
あっさりと彼女が出来ていた。今までの悩みはなんだったんだ、というくらいに。
すべての女性に通じる方法でもないだろうし、恐らく下心があってこれをやっても上手くはいかないかもしれない。
でも、女性の話を聞く事自体が楽しくなると、彼女が出来る可能性が上がるのは、多分間違いない。
その女性が話す内容は、男から見ればすげぇつまらないことかもしれない。
結論が出ていることを相談されても、腹が立つかも知れない。
けれども、その女性の性格の成り立ちや、その話の背景を考えたりするのは、結構楽しい、と思う。
自分の考えた背景が大ハズレだったり、意外な視点が見えたり、女性がそもそも何で話をするのがすきなのかというのがちょっとだけ理解できたり、体調がわかったり。
彼女を作りたいなら、こうしてみるべき…ということではなくて。
彼女を作る前に、まず相手の事を落ち着いて聞いてみようよ？ということ。その過程で、あっさりと目的に到達することも、あるかもしれないよ？なんて。
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