えー、なんだかゲハ臭全開のタイトルつけてますが、別にグラフィックがどうのとか一本道がどうのとかいうつもりはない。
FF13の発売近辺のネガキャン祭りも落ち着き、そろそろまともな評価、レビューがボチボチ出て来始めてる。
個人の受け取り方の差こそあれ、共通した意見は「過去作とはかなり毛色の違う作品」ってところでしょうか。
本来こういうドラスティックな変更をシステムに加えたゲームって新規タイトルの受け持つべき役割なんだよね。
ブランド物は奇をてらわず王道を直走って安定した収入を確保し、新規タイトルで新しい道を切り開くってのが本来あるべき姿。
じゃあ、なぜFF程の超ブランドタイトルが奇をてらったシステムを採用しなければならなかったのか?
それはひとえに、「日本のユーザーがブランド物に固執しすぎているから」ってことに尽きるんではないかと。
新規タイトルは基本的に受け入れられにくいのは当然なんだけど、それにしてもここ最近は新規タイトルが不作。
例外的に売れてるのは目新しいポイントなんてなんにもない過去作の焼き直し的なモノばかり。
(例えばマルチプラットフォームタイトルで片方の劣化が騒がれた某タイトルとか。クオリティは高いんだけどね)
ゲーム会社、開発スタジオ、プロデューサー、著名開発者等、何がしかのブランドが絡んでないとまず売れない。
これは特にゲーム好き向けタイトルに顕著。そういう人ほど保守的。
ユーザーが新規タイトル受け入れないからゲーム会社も当然目新しいポイントの無い過去の成功例に則った作り方でしかゲームを作らない。
どっかで見たようなゲームが溢れかえってユーザーが幻滅してさらにブランド物に固執していく、という悪循環。
もう新規タイトルで新しい風を吹き込むことは不可能になっちゃった。
そこで、誰もが縋りつく超のつくブランドタイトルの人気を後ろ盾に半ば強制的に新しい風を吹き込まざるを得なくなってしまってる。
ほっといても売れるブランド物で冒険することで半ば強制的にユーザーに新しい体験をさせないと自分からは飛び込んでくれないから。
なんでこんなにユーザーは保守的になっちゃったんだろう?ブランドにすがるのはしょうがないけど、
新規タイトルが絶望的なまでに受け入れられないってのはなんでだろう?
本来は市場がデカけりゃ受け入れられる割合が小さくても絶対数がある程度あるからニッチも食っていけるんだろうが、
これから縮小の一途が目に見えてる日本市場じゃそれも叶わない。
なんせ、少子化が今まさに深刻な状況まで来てるからね。
子供を安心して育てられる環境も整備されてないから今後子どもが増えて行くことも考えにくい。
今後どうなっていくんだろうね?このままジリ貧で絶滅に向かって歩を進めるしかないのかね? どうなったらユーザーが新規タイトルに手を伸ばす様になるんだろうか? 「お前に心...
某和ゲーが海外のゲームサイトで軒並みGOTY受賞してるのを知らんのか。