「何でもいいから絵本もっといで」と言うと、いつもならぴょんと本棚に行くわが娘ですが…最近、違うんですよ。
が始まります。レタキュー姫っていうのは、私が作った話に登場するお姫さまで…レタス王女ときゅうり王の間に産まれた子。このふたり、子どもが産まれるまでとても仲が悪かった。なぜなら、レタス王女はきゅうりが大嫌い、きゅうり王はレタスが大嫌いだったから。
で、産まれてきた子にどんな名前をつけるかでまたまた大ゲンカ。
そのとき、赤ん坊が突然すくっと立ち上がって
「ふたりとも、けんかやめい!」と言う。両親、ぽかーん。
「全く…さっきから聞いていればごちゃごちゃと。子どもの前でケンカするもんじゃない!わしが今からうまいもん作ってやるからまっとれ!」
それを食べて、ふたりは「おいしい!」と感激&仲直り。
というお話。
…今では、レタキュー姫も小学生になって、話はもっと複雑になってきました。娘が一番お気に入りのストーリーは、レタキュゥ姫がおもらしするお話です。