最近はてな界隈で「ホメオパシーと自閉症」論議が賑やかである。
いわく「ホメオパシーが自閉症(を抱えて苦しむ家族)を食い物にしている」
確かに、科学的根拠がない(再現性がない)ホメオパシー治療にブラシーボ効果以上の
効果を期待するのは無理があるし、自閉症家族を食い物にホメオパシーが
金儲けをはかるのであれば、それは糾弾すべきだ。
しかし、一義的に金儲けを意図していない、「善意のホメオパシー共鳴者」に対して、
自分は一方的に非難する気にはなれない。
「先天性だ、治らない、諦めろ」、と冷酷に宣言するしか能がない。
「先天性だ」とあっさり言われて、そのまま家族があきらめきれるだろうか?
家族が「1%、いや0.1%」の可能性に賭けて「ニセ科学」に帰依することを、
どれだけ責められるだろうか?
ホメオパシーを「評価」するとすれば、
「治癒の可能性に賭けて、少しでも前向きに努力するひたむきな姿勢」じゃないか、と思う。
少なくとも自分の目には、現代医学は「自閉症の治癒に向けて、前向きな努力を行なっている」とは、
とても思えない。
荒唐無稽な話であるが、脳外科手術等の施術によって、自閉症が科学的に治癒
(完治しないまでも、部分的な改善)が図れるのであれば、現代医学は
しかし、そのような話が聞こえてこないのは、自分が不勉強だからか?
「0.1%の可能性」に賭けて「前向き」に進んでいるホメオパシーの方が、
自閉症のまま幸せに生きるという選択肢もあるだろうに。 アガリクス業者が出版社とグルになって、癌患者を食い物にしてきたことから考えて、賛成できない。 アガリクスの本を読んで...
ホメオパシー批判派も、「帰依してる側」を叩いてるわけではないだろ。少なくとも多数派ではない。 批判派は、「帰依したくなる心理」を金儲けの道具に利用しているホメオパシー提...
ホメオパシーを「評価」するとすれば、 「治癒の可能性に賭けて、少しでも前向きに努力するひたむきな姿勢」じゃないか、と思う。 少なくとも自分の目には、現代医学は「自閉症...