半年以上アイディアが浮かばず、やりたいイメージとそこまでの具体的な道筋が結びつかなかった。
小説を書くことがアイデンティティになってた部分があるから、危機意識に追い詰められかかってた。
でも方法論とかを捨てて原点に立ち返って紙にペンで書き連ねたり、映画や音楽を聴き漁ったのがいい影響をもたらしたらしい。
ついに気づいた。書きたかったことの本質に。
書きたかったことがたった一つのキーワードに集約された途端、ビッグバンのように道筋が現れた。
もう、一足抜かして新人賞つかんじゃうぐらいの勢いで書いてしまいたい。
錆び付いてた歯車に油が注ぎ込まれた感じ。なんかすげえ図に乗ってる。楽しみ。
書きたいことしか書く気はないから、客観的には賞なんて取れる気がしない。
それでも、自分の約二十年間生きてきた(現時点での)集大成を、青春の全てをぶち込みたい。
今までふれてきた憎悪、ぬくもり、憤怒、よろこび、孤独、いとしさ、空虚、ゆめ……これを読む人に全部まとめて味合わせてやりたい。
みんなこの圧倒的な光に裸眼を眩ませればいい。
プラトンよりはアリストテレスのが好きだけど、子供部屋だろうが洞穴だろうが引きこもりは社会問題らしいしさ。
本当みんな、今までの人生が一度焼き切れてリスタートしちゃうぐらいのカタルシスでも焼き付けられてしまえばいいんだ。
これさえ書ければその後の人生で『小説家になる』みたいな願望が実を結ばずとも少しは許せる気がする。
逆に青春が尽きないうちにこれを生み出さなきゃどれだけ安定した生活を得ても後悔し続けるだろう。
『失われた時を求めて』よりは短くとも『デイヴィッド・コパフィールド』ほどにはなりそうで、読む側も面倒だろうなあ。
もし出会ったら読んでくれるといいな。
さすがに増田にはそんなの晒さないけどw
とりあえず、増田に思いついたモチーフでも日記とか相談の体裁を取って書き込みつつ、反応を見ていこうと思います。
で、それを活かしつつ自分の未熟な価値観とかを反省しながらプロットを組み上げようかなと。
うれしかったので、また深夜のラブレターみたいなのを書いちゃった。てへ。
さあがんばるぞ。