きたない話だからそのつもりで聞いてくれ。
「だだっ広く、ひどく汚れた、公衆トイレ」の夢。
細部は時々で違うんだけど、屋外や公共の場所にあるトイレに行くとそれが中で十分は迷えるくらいに広くて入り組んでて、
で、すごく汚い。黄色く変色した便器に色々付着物が……水も濁ってる……しかも扉がない。しゃがもうもんなら尻丸見え。
そんなとこでしなきゃならないんだ。不思議と便意はなくて、でもしなきゃ出られないことになってる。
その夢がすごく嫌で、怖かった。
ところでさっき突然、その夢をしばらく見ていないことに気がついた。
なんでだろう?
そもそもあの夢、一体なんであんなの見ていたんだろう?
ローティーンの頃の中国旅行の記憶かも、とも思っていた。言っちゃなんだがひどいトイレばかりだった。
一昨年肉体労働のバイトして、簡易便所に慣れたおかげで、もう怖くなくなったのかな。
それとも、とふと気づいた。セックスしたからだろうか。
去年産まれて初めてセックスをしたんだけど、それって関係してるかな。してる気がしてきた。
それを契機に見なくなったんだとしたら、あのトイレの夢は、一体どんな意味があったんだろう。
心理学とかフロイトさんの話とか、ろくに知らないから分からないけどさ。意味なんて全然ないのかもしれないけど。「一番の悪夢がトイレ」なんて、なかなか言えないから呟いてみました。