2009-10-16

蓄電池列車の走行試験開始=CO2排出量が半減-JR

09/10/06 18:03 NH073 時事通信

◎蓄電池列車の走行試験開始=CO2排出量が半減-JR

 JR東日本は6日、非電化区間を蓄電池を使って走る「NE Train スマート電池くん」の走行試験を同日から開始したと発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量は通常のディーゼル列車に比べ半分以下という。

 電化区間と非電化区間の連続走行が可能なのが特徴で、電化区間ではパンタグラフを上げて通常の電車になる。非電化区間の一部の駅には充電設備を置き、途中で電気が足りなくなった場合は充電する。

 ディーゼル列車は1キロ走行当たりCO2を約1750グラム排出するが、この電車の排出量は同715グラム。平たんな線区であれば1回の充電で50キロ以上走れるという。 

 当面は、さいたま市大宮総合車両センター内で走行し、来年1月からは、宇都宮線を利用した本格的な試験を実施。将来的には、比較的平たんな区間の多い烏山線八高線などでの運転を検討している。(了)

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん