2009-10-09

http://anond.hatelabo.jp/20091009161457

自分の言おうとしてる理論とその周辺について、それこそ「1+1=2が成り立つか?」というレベルまで遡って全ての点について正しさを検証しないとダメ、ということ。

それを本当にやってるから凄すぎた。先生の口癖は「よくわかってない」だったけど、あの人にとって1+1=2レベルの(ほぼ自明な)ことが一ヶ所でもあればそれは「よくわかってない」だった。

逆に「わかっている」と言うときはもう本当に全部わかってるってこと。理論の内容やその問題点限界だけじゃなく、その理論に付随する事柄であれば何が起こっても確実に対応できる、というレベルだった。

記事への反応 -
  • 全部考えなきゃダメ 直感はだいたい間違ってる 特に印象に残っているのはこの二つ。 これまでの人生で出会った中で間違いなく一番頭がいい人だった。 またあのレベルの人がいる環...

    • 「全部考えなきゃダメ」についてkwsk

      • 自分の言おうとしてる理論とその周辺について、それこそ「1+1=2が成り立つか?」というレベルまで遡って全ての点について正しさを検証しないとダメ、ということ。 それを本当にやっ...

        • なるほどなるほど。 確かにその考え方は研究者としては大切だ。 IT・工業などの応用分野での実践は難しいかもしれないね。第一線のプログラマーが信号の電気特性まで遡れるかと言う...

          • 院生(3人くらい)の研究を自分の研究レベルでフォローしながら、自分は自分で単名の論文書きまくってたからなあ。もう60歳だったのに。 まぁバケモンだよ。

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