2009-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20091004002620

http://anond.hatelabo.jp/20091004021958

を書いた増田なんだけどさ、なんかまだちょっと引っかかるのよね。

 (努力が成果に結びつきやすい分野で、かつ「努力をしなかった場合どうなる可能性があるか」という情報が共有されているという前提のもとでは)

(中略)

努力しなかった結果生じた不利益を被るのは当然だし同情の余地はない

=一定の不利益を被ることへの覚悟があれば努力しなくてもいい

努力した人間に対してはそれ相応の尊敬が与えられるべき

これとかもよくわかんないんだけど、「努力した人間に対しては、それ相応の尊敬が与えられるべき」はまあ良いとして、「努力しなかった結果生じた不利益を被るのは当然だし同情の余地はない」てのを、イコールで結んじゃうのって、どうなん。努力した人間尊敬されることと、努力しなかった人間が被った不利益に同情することって、排他的な関係には無いんじゃないの?何で「努力しなかった人間不利益を被るのは当然だし同情の余地はない」に繋がるのかしら。そういう人間に同情したら、努力した人間への尊敬が毀損されてるような気がするのかなー?前に付けたトラバでも指摘したけど、こういうところが『自分努力しなければならなかったことの恨みを、努力しない人間で晴らしている』ように思えてしまうのよね。

ところで、元増田が示したこの理屈に則って考えていくと、「努力した奴が、リソース配分選択の結果得ることを断念した利益リア充ライフとか)についてボヤいたり文句を言ったりすること」も「選択に対する当然の結果」であって、文句は言えないってことになっちゃいそうなんだけど、元増田にはそういう意識あるのかしら。正直、そういう選択の結果選べなかった可能性についてボヤいたり、何とかならないのこれ、とか言ってみたりするぐらいは許容してやった方が世の中息苦しくならないんじゃねえの、って思うんですけど。

あと最後、どうでもいいことなんだけど、増田って学部生なのかなあ。

修士博士レベルになってくると、「努力したから成果が上がる」なんてことはおいそれとは書けないような。あ、もしかして『「就職努力をしなかった結果、修士博士として進路を選んだ場合どうなる可能性があるか」が共有されているという前提のもとでは、就職しなかった結果生じた不利益を被るのは当然だし同情の余地はない』ということなのかなー。やっべー、超かっこいいな!このフレーズ!今度使おう。ブクマ爆釣の予感。

記事への反応 -
  • (ブクマのコメントやトラバを読んで、考えを整理した結果、自分の文章には 1.「努力しない人」と「努力しない上に、その結果生じた不利益に不満を並べる人」を混同している 2....

    • http://anond.hatelabo.jp/20091004021958 を書いた増田なんだけどさ、なんかまだちょっと引っかかるのよね。  (努力が成果に結びつきやすい分野で、かつ「努力をしなかった場合どうなる可能...

    • 何か文章読みにくくて全体的に言ってることが良く分からないんだけど、 要は ・努力しなかった報いを受けるとは当然だし同情の余地はない=努力した人間に対してはそれ相応の尊敬...

    • 「下手の考え休むに似たり」という格言がありまして、 メリトクラシーというからには、竹内洋ぐらい読んでるんだろうな? 「け、読んでなさそうだなwww」 というのが、私の印象...

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