http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51583681.html
僕は東京と言う街が好きだ。
街の闇に光る緑色のネオン。
透明なラッパの音が、白いフォルクスワーゲンが、幾たびも交差して僕は闇へと消えた。
ドヤドヤした日暮里のマクドナルトにはポテトを注文した白い制服姿の女子高生の笑顔があった。
タバコの煙りが朝を告げる、そんな漫画喫茶。漫画は夢の世界だったから、朝はもちろん夢だった。
そんな街だったのかもしれないね。
そんなときは荒川をひたすら走る。量産型のアルミのチャリに乗って。
ひた走る。刑務所の横のドブ川のそばの道を。
あれは冬のある日の氷のように凍結した静かな朝。
そんなこともあったなぁと思う東京。
イザ☆東京。
ビバ☆東京。