まぁそうなんだけど、しかし放送人に限らず世間でもそうだけど、うさん臭い商売とかイカサマをカマすのが前提の人の交渉って、そういう余地を与えないよね。こんな感じ↓で泣き寝入りになるだけかと。
「書面で残ってないでしょ?」
「契約書とかいいでしょ(笑)」
「録音とかするんスか?ぼくのこと信用してくださいよwww」
「あんた、私がそう言ったって言うけどねぇ、あんたもこう言ったでしょ?
(と、ありもしないことを吹っ掛けて、)証拠のない口げんかなんてやめましょうよ?」
「契約破棄すんの?こっちの方が組織も世間的な名誉も大きいんですよ?
訴えてもアンタ負けるよ?バックの弁護士や資金力も違うんだよ。あと、風評被害とか気にしないの?」
やるとしたら、完全な企画書・台本・違約時条項を含む契約書を作った上でパイロット番組も事前に作らせ、それらの正副双方を持って代表者名・社印入り、といった、世間の常識的な契約以上の仕込みをしないと厳しいとは思うけど、
しかしそれでも、某ハシゲ弁護士が、タレント(的)活動をするようになって放送業界の常識に驚いたことの1つとして「契約書がなく、その場のノリで出演やギャラが決まる不思議な業界」だと、たかじんの委員会でこぼして、シンボーさんも「そう、この人こんなごっつい契約書を持ってきて出演交渉するんですよ。これまでの放送・芸能業界ではありえない話!」と応じてたけど、たぶんやつらの契約なんて概念は世間のそれと違うと思う。
で、契約書に「その状況よって最善の方向になるよう、両者合意のもと随時変更する場合もある。」などと一文を入れられて、「ほら?こっちの方がいいじゃない。臨機応変に行きましょうや。」「え、まぁ。。。」「はい!キミ合意した!両者合意ね!」となって、向こうの思うつぼ。