この前、昼を食べににいったら、その店が
「お子さん連れの場合には、お子さんにおもちゃをプレゼント」なサービスをやってた。
で、そのオモチャは女の子用、男の子用、ってご丁寧にも分かれて、レジに見本品が出てた。
隣の席に座る家族連れの男児が、「ねえお母さんおもちゃいつもらえる?」
「会計するときもらえるよ」
「そうかぁ、ねえお母さんもう会計する?」
なんていっててまあここまでは微笑ましかったんだが
ってポツリと言って、お母さんは困ったように
「えぇ?」
「そ、そういってもねえ……ちょっとまちなさい、お母さん食べてるから」
っていったら男児は父親の所へいって
「ねぇ、女の子用のオモチャがいい!それがいい!!」って言い出して
「しーっ。静かにしなさい」
「何で?ダメなの?あっちのほうがいいよ、あっちのほうがいいよ」
「でもあっちの方がいいよ、あっちのほうがいいよ、ねえお母さん店の人にお願いしてよ」
「でもねぇ…」
って言ってて、なんかその男児なりに「自分が女の子用のおもちゃを望むのはどうもダメなことっぽい」ことは察してるっぽくて必死だった。
結局どうなったのかは知らんが、なんかかわいそうだった
それと同時に、小さいことではあるが、ああそうか、こうしたことからジェンダーっていうの?ああいうのが生まれてくんだなとふと思った。つーか別にオマケのおもちゃなんざ、わざわざ分けることもあるまいにな。「好きなのとって」でいいのに。