2009-09-13

この前、昼を食べににいったら、その店が

「お子さん連れの場合には、お子さんにおもちゃプレゼント」なサービスをやってた。

で、そのオモチャ女の子用、男の子用、ってご丁寧にも分かれて、レジに見本品が出てた。

隣の席に座る家族連れの男児が、「ねえお母さんおもちゃいつもらえる?」

会計するときもらえるよ」

「そうかぁ、ねえお母さんもう会計する?」

なんていっててまあここまでは微笑ましかったんだが

「ねぇお母さん僕さぁ女の子用のオモチャが欲しい」

ってポツリと言って、お母さんは困ったように

「えぇ?」

「ねぇ、女の子用のオモチャがいい」

「そ、そういってもねえ……ちょっとまちなさい、お母さん食べてるから」

っていったら男児は父親の所へいって

「ねぇ、女の子用のオモチャがいい!それがいい!!」って言い出して

「しーっ。静かにしなさい」

「何で?ダメなの?あっちのほうがいいよ、あっちのほうがいいよ」

「だって〇〇君は男の子でしょ。あれは女の子用のだよ」

「でもあっちの方がいいよ、あっちのほうがいいよ、ねえお母さん店の人にお願いしてよ」

「でもねぇ…」

って言ってて、なんかその男児なりに「自分女の子用のおもちゃを望むのはどうもダメなことっぽい」ことは察してるっぽくて必死だった。

結局どうなったのかは知らんが、なんかかわいそうだった

それと同時に、小さいことではあるが、ああそうか、こうしたことからジェンダーっていうの?ああいうのが生まれてくんだなとふと思った。つーか別にオマケのおもちゃなんざ、わざわざ分けることもあるまいにな。「好きなのとって」でいいのに。

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