2009-08-31

また、国民新党の亀井氏や一部評論家がいう「国民はマインドコントロールされている」とか「小泉劇場に酔っている」という言い訳は有権者をバカにしすぎている。これは選挙前の民主党にも通じるが「賢明な有権者は気付いているはず」などという言い回しは逆に言えば「自分を支持しない有権者はバカだ」という事に他ならない。少数の支持しか集められず敗北した側がそう発言するのは「日本はバカの国」って言ってるのに等しいし、自分の敗因をちゃんと見つめて分析する能力も無い奴だって事を露呈しているだけ。そう考えると負けるべくして負けたんだなと思う。

今回の自民党大勝で「自民党の暴走が怖い」と心配の声を聞くが、それは全く逆だと思う。小選挙区と比例区の当選議席数を見れば分かる通り、自民党と民主党の圧倒的な差がついたのは小選挙区だ。選挙区では219対52で約4倍以上の大差だが比例区では77対61で自民の獲得議席は約1.25倍でしかない。これから獲得票数の集計が出てくると思うが、小選挙区での獲得票数では議席数ほどの違いはない。わずかな風が吹くだけでひっくりかえってしまい、1票差で負けた候補者への投票はすべて死に票になるのが小選挙区制。だから次の選挙で民意を得られなかった場合、つまり常に魅力ある政策を提言・実行して有権者を引き付けなければ簡単に政権から転落する恐ろしさを自民党は逆に認識したんじゃないだろうか?

http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200509121243.html

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