朝日新聞「天声人語」執筆者、「街の声」「識者の談話」はマスコミの誘導であることを認める。
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ある社会部デスクは勉強家で、どんな人がどんな意見を持っているか、実によく知っていた。○○について、これこれこんな意見を言ってくれる人、という問いに、彼は即座に答えることができ、私たち若手の記者は指示に従って電話取材すればコトが足りた。
こうして出来た紙面は、取材の成果というよりは編集の成果だった。
こういう紙面をつくりたい、との編集方針がまずあって、予期通りの紙面をつくるのである。