これはわたしの話じゃなくて、わたしの友人のとこの話。
匿名だけどここはこだわりたいと思います。
梅酒の話が出てきますが、梅酒のお好きな方は、これから先は御遠慮くださいね。
その友人の家では、毎年梅酒を作る。で、年代の古いのを優先的に飲んでいくんだけど、
一部は古いのをそのままにしておいて、味の違いを楽しむみたいなことをしている。
梅というのは、漬けたてのときは、あの青い収穫したて張りのある状態を維持している
のだけど、年を経るに連れて、実はしわしわになって、液体部分も茶色っぽくなる。
さて、その友人には息子さんがいて、その子が言葉を喋り始めた頃のこと。その息子さ
んが、年代物の梅酒を指さして、あーとか、うーとか言ってたそうな。その友人は、
「あー、あれはね、梅の実よ」と優しく教えてあげたらしいのだけれど、息子さんはぶ
んぶん首を振っている。どうも違うらしい。
友人は「○○ちゃん、じゃあ、あれなあに?」と逆に息子に聞いてみた。息子さんは満
面の笑みと最高に張りのある声で一言:
「うんこwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
その話を聞いて以来、どうも梅酒が苦手だ。
その話を聞くずっと前から、どうもうんこの話が好きだ。