横だけど、非モテ男性が結婚適齢期になってモテ始め、
人生で最初の彼女と結婚したとして、それは果たして幸せといえるのだろうか？
「最初の彼女」とか「結婚」を口実に過去の不遇を帳消しにできるという発想は
いかにも恋愛至上主義的で、恋愛強者の欺瞞にも思える。
実際、恋愛経験が乏しい以上、恋愛ヒエラルキーの中では相当下位にいるはずで、
そうした「恋愛経験を基準にした社会的序列」という現実から眼をそらすべきではない。
これを幸せと認識すること自体が、恋愛至上主義という差別的な社会構造を温存する一因になっていると思う。
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