http://anond.hatelabo.jp/20090507160654
だから、嫁と姑は役割がかぶるので、永遠に仲良くなることなどない。
例えば、なんでもキチンと片づけるお母さんが居るとしよう。その息子は母親がなんでも片づけてしまうので、自分では何もしない。そこらへんに物を置いて歩く。母親は「あー、もうしょうがないわね」とか口では言いながら、息子が散らかした物を片づけて歩く。息子が長じれば、日常生活に差し支えない程度には片づけるようになるだろうが、とうてい満足いくレベルには達しない。そんな男が嫁さんを選ぶときは無意識に「母親と同じ片づけの得意な女性」を選んでしまう。でも、同じところは「片づけが得意」という部分だけで、「どう片づけるか」「どんなコンセプトで片づけるか」は、それぞれの育った家庭で違ってくる。どちらもそこは自分にとって重大なポイントだから、譲れはしない。
かくて、嫁姑戦争が勃発し、間に立って、どちらともうまくやっていける夫は(なぜ、あの2人がうまくいかないのかわからない)と首を傾げながら傍観することになる。
元増田、聞きたくなかった、なんて悠長なこと言ってる場合じゃないぞ。
上記のようなことが、生活全般にわたって起こっているんだ。でなければ「二度と両親と会わない」なんて極端な結論になるわけがない。「親と付き合うのがしんどいから距離を置きたいって嫁が言ってる。俺も賛成だ。しばらく会わないでくれ」と今言ったほうがいい。なぜなら、今言えば、ご両親のほうも(嫁だった経験がある分、お母さんのほうが元増田より理解してくれる可能性が高い)、「なら会わない」とか「もっと気を配るから会おう」とか「そんな女は嫁失格、別れてしまえ」とか、いろいろと反応のしようがある。黙って疎遠になって、数年後に「実は」なんて切り出されても、過ぎてしまった時は戻らない。「なんで、そのとき言わないんだ」と怒られるのがオチ。まして、今、孫は可愛い盛りだ。
嫁と自分の両親は揉めるのが本筋だということをまず認識して、その上で、みんなが自分の気持ちにしたがって、今後どうするのかを決められるように、事情を説明して歩くこと。
それが、嫁と自分の両親の間を「調整する」っていうことだよ。
俺は嫁の両親大好きだぜ。 片方は既に鬼籍にはいっちまったが、マジで悲しい。 あまり根拠のないことを断言するのもどうかと。