非対角成分は相互作用項みたいなもんだから、対応する対角項が0だったら意味無し(=固有ベクトルの構造に与える影響無し)というイメージだったけど、そうでもなかったみたいだ。
非対角成分が大きければ0の対角成分があっても固有ベクトルの対応する成分はかなり大きくなる。つまり混ざる。
対角成分は絶対値じゃなくて各成分の差が重要であって、非対角成分は差にinteractするんだな。
考えてみりゃ当たり前で、行列を量子力学のHamiltonianだと思えば、基底状態のエネルギーがいくつだろうと、原点をずらせば常にゼロにできるわけだ。
基底状態と励起状態が混ざるかどうかは、そのエネルギー固有値の差とinteractionの強さの兼ね合いで決まるのが当たり前。
気づくまでに半日くらい色々実験したり考え込んだりしてしまった。
学生時代なら瞬間的にわかったはずだが…。
俺の(元から鈍い)脳もだいぶ鈍ったな…orz