「イギリス人は次の人のためにドアを開けたまま待っていてくれる」と友達に聞いたのだけど、マジでそうならイギリスはある種の亡国の危機と常に隣り合わせなんじゃないかな?
だってさ、次の人がすぐ来ればいいよ? でもいつくるかわからない。明日かもしれないし、あさってかもしれない。
その間、紳士も淑女も女王陛下もビートルズもみんなドアで待ってる。マジで? イギリス人、パない。
まあでもさ、ドアの所で待っていて、次の人が来るうちはいいよ? ドアの数より人の数のほうが多い間はいい、つまり、ドアに張り付いてない人=非ドアの人が存在する間はいいさ。
これがさ、まかり間違ってイギリスの人口とドアの数が一致してしまったら!
すべてのイギリス人はドアから一歩も動けなくなってしまう。
イギリスの経済活動はストップし、日常生活も破綻、すべての人々はドアの前で風雨にさらされ食料にもありつけずいつしか餓死してしまう。
言いかえるならば、「ドアに殺されてしまう」
だからいまもイギリス人は子作りに励んでいるんだ。
人口がドアの数を下回らないように、子を生み増やす。
ドアに殺されてしまうという恐怖におびえながらイギリス人は日々生きているんだ。
何だこのスタンダップコメディの直訳は。
全員分のドアを用意しなくても,もっと早い時点で致命的になるんじゃないか。文系なのでよくわからんが。 英国民の総数がP,ドアの数がD,一人の英国人が一時間あたりにくぐるドア...