4泊5日の旅行、最終日昼過ぎになると、
「いやぁーそれにしても楽しい5日間だったね。まだ終わってないけど」
みたいなシーンがあるじゃないですか。
"It's been a nice trip."とか"We've had a nice trip."とか言っちゃって
「まだ終わってないけど」的なことを言わなくて済むわけじゃないですか。
むしろ"It was a nice trip."とか"We had a nice trip."とか言っちゃうと、
「まだ終わってないから!」的なツッコミを入れる必要があるわけですよね。
僕はずっと過去のことは過去形って思ってきて、結構な間違いをおかしてきたんですけど、
現在完了って考え方を導入してみると、確かにそういう場面で発言する機会ってかなりあると思ったんです。
だけど、日本語の過去形とか完了形に、ほとんど何の区別もないからか、ここんとこ結構みんな分かってないんじゃないかと。
なんか、説明とか穴埋め的な問題では「知ってる」んだけど、運用ができない、みたいな。
「鍵失くしちゃったー」ってときに"I lost my key."というより"I've lost my key."って感覚は、日本人にはないし、あんまり習わなかった気がします。
ドイツ語だと「過去形っぽい」表現は一律haben+過去分詞で表すんだっけな
発話の内容が「過去」に起きて固定された出来事である「完了」した出来事でまだ流動的に持続していることなのか。それは結構重要な情報です。よってそれは文の頭に近い場所にある...
元増田です。なるほど、勉強になります。 確かに言われてみると、文頭の情報次第で、現在完了的な雰囲気を嗅ぎ取ってる気はします。 現在完了の『感覚』がないというよりも、現在完...