2009-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20090416060928

直接の答えにはなりませんが、町山智浩さんのアメリカ論の一つに、

アメリカにはもう大都市にしか書店はないが、そこに行けば大量のブッシュ批判の本が並んでいる。

いや、政治に関する本の8割がブッシュ叩きだと言ってもそんなに誇張ではない。

でも、これを読むのはインテリだけ。

普通の人はテレビラジオでしか政治を知らない。

それは何度も書いたように共和党を支持するコングロマリットに寡占支配されている。

だから、ムーアも言っているように、アメリカ人口の4割がいまだに「イラク911テロ犯人」「イラク大量破壊兵器を持っていた」と信じている。

そんな人々に見せるために作られたのが「華氏911」なのだ。

だから、「『華氏911』はムーアの著作と内容が同じだ」と批判してもまったく無意味だ。

この映画は、ムーアの本どころか新聞すら読まないアメリカ人をどれだけ動かすかで価値が計られる映画だからだ。」

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040814

てのがありまして、これが書かれたのが2004年8月、ブッシュが再選されたのはこの後です。

限られた分野からしか情報をとろうとしないのは、アメリカ人の多数も同じようです。

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