「不当なルールを守る義理はないので「ルールなんだから当然」は全然当然じゃないだろう、当然。 - 腐男子じゃないけど、ゲイじゃない」をみて脊髄反射的にエントリ。
「私服の何がいけないのでしょうか」ってことですけど、まず、中学生ですよね。お洋服って、ユニクロで買ってもTシャツ一枚1000円前後しますし、セレクトショップにいった日には、ちょーーーーー安いところで4000円以上、普通の裏原系でも8000円くらいからスタートで質によって値段は色々、私がいつも行っている代官山の店だと13,650円~はします。
まあ、別にカリスマバイヤーがコーディネートしなくても、クオリティにこだわらなくとも、私服調達には最低1000~2000円はかかるということです。
そして、お洋服って、次々と流行が変わってきますから、放置しておくと、いわゆる「増田でファッション講義を受ける人」になります。それを放置しないためには、3ヵ月に1度は、頑張った私へのご褒美が必要になりますよね。中学生だと、義務教育の期間は普通、アルバイトとかできないじゃないですか。なのに、服を買うと、定期的にお金が出ていく訳です。
で、ですけど。そのお金はどこから出てくるのかっていう話です。
「カツアゲ」は言語道断ですし、カツアゲをしてなければ親からですよね?いずれにしても、中学の段階で、嗜好品に恒常的にお金を費やす行為に慣れていくのは、感心しない感じです。
ちなみにALL ABOUTをみると、中学生のおこづかいの相場は以下のとおりでした。
<中学生>
・最も多く回答された金額2,000円
・平均額2,738円
・最も多い回答の金額帯1,000-2,000円(27.7%)
・次に多い回答の金額帯2,000-3,000円(24.1%)
最も多い回答の金額帯が1000-2000円なわけですから、Tシャツ代1000-2000円だと、下手するとそれだけで1か月のお小遣い使いきっちゃうってことで・・・。下着代はこづかいとは別にもらっている子が多いかもしれないとも思いますが、Tシャツ代親があげちゃうかなぁ。あげちゃうとしたら、親も困った親ですよねぇ・・・。
そういう訳で、私個人の考えとしては、中学生の段階で、自分でお金を稼ぐ能力もないのに、お洋服のような嗜好品にお金をかけることを覚えるのはイクナイと思います。自分でお金稼げるようになってからしろっていうことです。そういう意味では、ニコニコ動画プレミアム会員も同様です。
固い話をすれば、そういうものに対してホイホイお金を与える親はわが国の戦後民主主義の弊害の最たるものと思うし、そうじゃなくて、こっそり自分でお金を調達しているとすれば、おおかたは、善からぬことにかかわらざるを得ないことになるのではないでしょうか。
あ、あと、教育的根拠はよくわかりませんが、思春期や中二病のときのようなホルモンバランスが崩れがちなときに、奇抜なファッションをさせると、心が乱れたり、社会のいち歯車としての自覚が根付かないとか根付くとかいう話もありますね。まあ、心への影響はいかほどかよくわかりませんが、受験の際の内申書には、なんだかとてもよくない感じはしますね・・・。
下着代とかTシャツだいってお前。衣食住は親が支給するもんだろ。衣食住代なんてオヤツ代を別にするともらったことないぞ。そのオヤツ代だって、50円とかだったが。
だれかこれで「中学生のガンプライクナイ」たのむ