業界がいまどんな状態か、一般市民はなにも知らないのだろ。もう談合だ、「声」だと、「風」だとか、昔の話だ。業務屋も消えた。そもそも年寄りばかりだったしな。落札率だの調べたこともないけど、この数年の変化を見てればわかるだろう。どちらかというと総合評価制度とか、価格の後公開とか、談合全盛時代をなつかしんでいるのはお役人や政治家なんじゃないかな。
終風爺のところで読んで、ああと思わずうなずいてしまった。
「業界では、小沢事務所に受注の邪魔をされたくないから競って献金するし、選挙の応援もする。献金は保険みたいなもの。一種のみかじめ料といってもいいかもしれない」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090315/crm0903151801011-n3.htm
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20090315/1237113454
去年のことだ。ある役人あがりが俺のところへ来て言った。
「ま、いやがらせされたくなければ払っといてよ」
聞いたこともない団体への寄付の振り込み書を出しながらだ。生返事をしながら受け取るだけ受け取っていまだに払ってはいない。書かないし、直接は知らんが、政治家だって体裁をつくろってはいても同じようなもの。もう業界の人間は、仕事がほしいから政治家やお役人と付き合うんじゃなく、じゃまされたくないからというのはほんとうに真実。
ある営業が私に言った。「価格さえもうちょっとなんとかできれば取れない仕事は私にはありません。」我々の業界を甘く見てもらっては困る。技術の問題だろうと、社内政治の問題だろうと、親族間の問題だろうと、業界のメインの仕事以外でもクライアントを満足させる力があるから我々は「ジェネラル」と呼ばれるのだ。じゃまばっかしている政治家や、重箱の隅をつつくことしかできない小役人は早く引退してしまえといいたい。
そうそう、この自爆テロ事件で困るのは与党の方だろう。法令遵守をこれだけ言われている中、こういうリークのされ方をしたんではまともな献金はできなくなる。今度くだんの役人あがりがきたら「ほら、小沢の件があるからさぁ、もう御付き合いできないんだよね」ということになるだろう。あとは、以下同文ってことだ。
http://anond.hatelabo.jp/20090315214745 まーそういう話だわな。特に野党は「代表質問とかで嫌がらせしない」とか、せいぜい「間違って与党になっちゃった時の保険」程度でしかない。 で、小...
メモ http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/03/post-4e23.html