2009-03-15

ぐちゃぐちゃ

本当はもう、生きていく自信がないんだろうなぁ、って思う。ただそれでも僕が生き続けていられる理由は、好きな人がこの世界存在しているっていうことだけなんだろうな。

あなたが見ている世界はとても美しいのでしょう。今、あなたの見ている世界は光り輝いて、キラキラしていて、かけがえのない空間なのでしょう。僕にはわかる。そして、誰が見ても明らかなのです。そして僕の見ている世界は、あなたの目線を通してのみ美しく見えるのです。

僕が自分の目を通してだけで見ている世界は、もはや一体なんなのかわかりません。もう言葉に出来ないぐらいぐちゃぐちゃで、絵の具入れの後ろを切って、キャンバスに落として出来ただけの醜いアートです。いや、アートに失礼だ。醜い水溜りです。

僕の希望はもう、あなたと結ばれることではありません。あなたが、今のように幸せに生きて欲しいと願うばかり……って、ああ、ようやく、この時が来たのかもしれません。あなたの幸せを、心から願うことが出来た、この瞬間が。それを伝えることが出来たとき、僕の役目は終わるのでしょう。

次にあなたに会う時、僕は何を伝えることが出来るのだろうか。あなたのことを、どう思うのだろうか。

そこに、あなたへの純粋な想いがありますように。

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