アニメやゲームの楽曲について話すとき、その楽曲が流れる「シーン」はとても重要な要素となる。
ガンダム系の曲などで、OPではいまいちだったのに、戦闘シーンで使われた瞬間に自分の中のイメージがガラッと変わるものがある。
この手の感覚を曲だけで理解してもらうのは難しいし、歌なしでその戦闘シーンが流れても感動があったかと聞かれれば「否」と思える。
明るい曲だって、背景を恐怖で彩ればミスマッチによる不気味な狂気を演出できるし、それを見たものは「そうした曲」として記憶するだろう。
こうした背景込みで評価されてる楽曲は、その背景も含めて一つの楽曲で、その背景が「表情」であり「音調・抑揚」だったりもする。
その背景を知らない人間が評価しないのは、ある意味仕方がないし、意図した背景が相手に再生されなかったのなら、作り手の敗北だ。
ただし一部には、こうした背景(別に物語だけに限らないが)を「勝手に作ってしまう(妄想とも言ふ)」聞き手も居る。
それらの聞き手はオタクと呼ばれるような人に多いのかもしれない。
別の話として。
アニメに曲をタイアップするとき、(いろんな力関係も絡むだろうが)単なるアーティストの曲でアニメの曲とは思えないものがある。
どれだけ楽曲として優れていようが、それらは評価されるべきではない。
そんな曲はアーティスト様が勝手に作って勝手に売ればいいのであって、それこそ曲の力のみで売って下さいとお願いしたい。
僕は別にアンチ初音ミクではないし、新しい技術に否定的なわけでもない。ただ、初音ミクの音楽は何か気持ち悪いと感じることが多い。声に「表情」がないからだ。 人間が歌を歌った...
アニメやゲームの楽曲について話すとき、その楽曲が流れる「シーン」はとても重要な要素となる。 ガンダム系の曲などで、OPではいまいちだったのに、戦闘シーンで使われた瞬間に...
やたら表情って言う言葉がでてきますけど 表情がないことが逆にいいっていう音楽はあると思いますよ。 例えば、ラロボットボイスで歌うことで、 より切ない感じがでたりというのは...
ミクのオリジナル曲に関してもそうなんだけど、声に強弱が無いんだよね。 のっぺりしてるって感じ。 自分は、そこが気持ち悪いと言うか、そこに違和感を感じる。 サビに向かって盛...
調整する人によるとしかいえないよ。他のボカロに比べたらどうしても平坦な感じになりがち。アニメ声だから平坦な歌い方の作風でも比較的違和感がないのでそのままの人もいるんだ...
声に表情がついていないからこそ、聴き手が自分の感情を投影できるという考え方もあるよ。 歌い手ではなく聴き手が表情を決めるというか。