2009-02-28

家庭の医学 無医村編

医 者のいないところで(Where There Is No Doctor)というハンドブックの存在を昨日知った。

どういうものか、日本語版の公開者である色平氏の言葉を借りる。

医者のいないところで』は、文字どおり、山間へき地や孤島など、
医者がいない場所でどのように病気やケガ、出産公衆衛生などに対処すればいいかを記した
プライマリー・ヘルスケア(PHC)のバイブルである。

http://www.hinocatv.ne.jp/~micc/Iro/a86ReturnOrigin.htmトップはここ

原著者はDavid Warnerという医者(たぶん)。メキシコでの活動を元にこの本を書いたらしい。

最初の方しか読んでないけど面白かったので増田のみなさんにも紹介しておく。

たとえば2章にある「ある民間薬が効くか効かないかを判断する方法」として最初にあげられているのは、

  • 一つの病気に対する治療法の種類が多ければ多いほど、そのいずれも効果はないものと思われる

その下には甲状腺腫に対する効果のない治療法が具体的(カニを縛りつける、死んだ子供の手のひらでこす、はげたかの頭をなすりつける、人間の排泄物をなすりつける)に書かれている。

他にも呪術的な治療の話がちゃんと出てきて興味深い。

そしてほとんどにイラストが付いていて楽しい。(上記治療法も絵が載ってます)

印刷を前提にしていると思われるのでPDFだけど。

自分もこれから読みます。興味があったらぜひどうぞ。


はてな自動リンクをとめる方法があったら教えてください。

 または

a hrefリンクをはったとき、自動リンクで解除されないようにする方法があったら教えてください。

この間増田が壊れる前はちゃんとできてたはずなのに…。

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