2009-02-13

http://anond.hatelabo.jp/20090213070532

乳幼児死亡率が高いと、一家を支えるために必要な子供の人数を安全に確保するためには余分に産むことが合理的な行動となる、って話を読んだことあるよ。ぐぐってみたけど出典を見つけられないので、アウトラインだけ記憶で書いてみる。

一家を支えてゆくためには各家庭で子供二人を働き手となるまで育てる必要があるとする。子供一人だと親が高齢化した時に飢えて死ぬ。

ところが医療や職や治安が悪いので子供の3人に1人が働き手となる前に死んじゃうとする。

期待値で考えれば、3人産んどけば平均1人亡くすので全体として均衡が保たれる。人口増加も起きない。

けれどもそれはあくまで平均の話で、家庭によっては2人、あるいは3人亡くしちゃうこともあれば、一人も亡くさずに育てられることもある。

各個人のミクロな行動で見た場合、3人産んどいて期待値で生き延びられる、というのはマージンがなさすぎて怖い。2人亡くしてしまったら大変な未来が待っている。それなら安全を見て4〜5人産んどこうか、という話になる。

(元の記事ではこのへん、ちゃんと確率をもとに危険率いくつなら何人以上産む必要があるとか、子育てコストについても考察をしてたような気がするんだけど、忘れちゃった)。

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