2009-01-25

悲劇

 ほんとうにジュニアアイドルとりま環境絶望的である。なにもわかっていない。彼女達に学芸会レベル以下の芝居をさせて、それで許されると思っているのだから。まったくもって無能な連中の集まりであることがわかる。もちろんアイドル達の芝居のレベルに問題があるとする見方もできるだろう。しかし、詰まるところ低レベルな芝居をさせているのはだれか?まったく無能な大人達にほかならないだろう。ぼくは低レベルだから芝居をさせるべきではない、などと言いたいのではない。それに彼女達がほんとうに演技レベルが低いとは必ずしも言えない。往々にして子供でありながら、質の高い「演技」をして、大人を驚かせる子役がいるのである(さらにはそのとき、果たしてそれが演技なのかどうかは曖昧なものである)。無能どものやろうとすることは、この可能性をまったく潰し、自らの無能さに引き落とすものでしかない。無能者達は使い古されたネタを使い古された演出で飾りたて、寒々しい演技強要するのである。幼く太陽を浴びんとする芽は薄汚い泥靴に踏みつぶされるのである。これが無能者たちの行なっていることなのである。しかし無能者達は自らの無能さに気づいていない。むしろ彼女達が自分たちより能力で劣るとさえ思っているのである。そして無能な教育がはじまる。言うまでもなく、蹂躙である。無能者達は自らの驕りにより、反省を知らない。無能者達は寒々しい視線を知らない。むしろそれに敏感なのはレンズ越しの彼女達のほうだろう。無能者の傲慢さは現象に目を囚われ、彼女本質を見ようとせず、彼女を単なる消費材としか考えない無能さゆえんである。彼らはなぜかくも無能なのか。憂鬱だ。

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