週に一度しか大学に行かなくても、大学生というだけで認められる節がある。
雑談の中で、大学の学部が扱う学問が役に立つ、立たないというカテゴリーに分けられることがある。
役に立たない学問というと哲学や文学、宗教学の名前が挙げられる。
もちろん役には立たなくても、知の追求はできる。アカデミックな議論は面白いものだし、大学の中では知というものさしで評価してもらえる。
一方で、社会人への通過点として、ねらいを持って大学にいる人がいる。
医者になりたくて医学部を受験する人、ミュージシャンを志す音大生、教職志望者など。
大学の方はそっちのけでダブルスクールや公務員試験対策に力を入れる学生もいる。動機の強さはそれぞれだろうけど。
彼らは自分たちが大学生であることにまっとうな理由をつけることができる。
では、知の追求に没頭することは何なんだろう。
これだけ○○学に打ち込みました!っていうのが社会での有能さのアピールだろうか。
いわゆるオタクとはどう違うんだろう。
一方で僕自身は、何事にもだらけて酒飲んでたタイプです。
大学でゆっくりしてしまった人に強みってあるのかな。