■ずれの費用。
ずれは最初は簡単に修正できるのだが、次第に直しにくくなる。そのうちに修正をあきらめ、なんとか共存しようと努力してしまう。心理はずれた状態を正常であると定義するのだ。これがずれの罠だ。そのうちに「あれよりまし」とよりずれた状態と比較して、今を正常だとみなそうとさえする。正常が求められているのに、それにより近い位置に価値を見出すのだ!
戻すにはずれるために使ったのと同じ費用が必要となる。払ったとして得るものはなく、単に最初に戻るだけ。
ここで思うのは、元に戻す費用は抵抗があるという心理についてである。敷金、医療費も同様ではなかろうかと。
こういうことをレジデント初期研修用資料の中の人に聞きたい。だからこれはあけすけなラブレター。
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