何年前だったかなあ。確か小学生ぐらいの時だったと思う。
退屈すぎて、車で30分掛かる親戚んちから歩いて帰ろうとしたんだ。
「車で30分だから歩いて一時間位だろw」
とか思いながら歩いてたけど、半分位の地点で急に不安になってたどり着けるか分からず持ち前の心配性も手伝って涙が止まらんかった。けど歩き続けた。
そしたらベビーカーを押した親切な綺麗なお姉さん(推定23歳)が声を掛けてくれた。
「じゃあ落ち着くまでおばさんちに来る?」首フリフリ
けど、知らない人にはついていかないというポリシーを曲げずに困らせ、目の前の本屋にとりあえず連れて行かれた。
そしたら店長が「好きな本読んでていいよ」って言ったから、パプワくんの3巻を指差したら、ビニールを破って渡してくれた。
それを読んでたら警察官が来て、パトカーに乗せられ警察署へ連行。
綺麗な婦警さん(推定27)とおばさんの婦警(推定45)がグリコのキャラメル(ハート型。おまけは車)をくれた。
それを食べながら色々聞かれ、住所は答えられなかったけど、電話番号は覚えてたからなんとか連絡はついた。
とは言っても、実家の連絡先だったから(みんな親戚んち)夜になってた。俺はいつの間にか寝てた。
んで、家族と親戚総出で迎えに来てくれた。
カーチャンと叔父?伯父?(カーチャンのニーチャン)にかなり怒られた。
けどトーチャンは「よく半分も歩いたなwよくやったw次は全部歩けwww」って褒めてくれてかなり嬉しかった。
「(パプワくんの)続きが読みたい」っていったらカーチャンにかなり怒られた。