2008-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20081208202419

ていうか今もそうだわな

基本的に男性の性欲は「しかたないのだから女が我慢したり、女側で防衛したりするべき」って方向性だから

何故他者の人権を侵害しかねない欲求の方がその侵害される側の人権よりも守られているのかといえばまあ……表面的には男女平等になったように見えて根の深い男性中心主義があるってこったわな

寧ろ表面的に女性人権が上がったゆえに、そういう根の深い男性中心主義が覆い隠されてしまった感がある。

基本的に男性が生きやすいのを中心としてこの世はまだ出来ていると感じるね。

女性はなんつーのか、まだ「例外」扱いなんだよ。表層的な優遇もその一環。

人間というものを考えるとき、基本的に我々はいまだ男性を思い浮かべる。人の身体を学校で学ぶ時に女性の身体の模型を出されたら違和感が生じないか?女性の胸とか性器とかは我々にとって未だ「例外部分」の扱いであって基本は男の身体なんだよ。

わざわざ近頃女性専用の商品女性向けとかいうのが出されるのも、単に今まで基本的な商品は全て男用だったから。

女性向けにカワイくしたこんなものを出しました」なんて言い方がそもそも例外的扱い。人間の半分は女性であるのに「そちら向けに……」と言うこの感覚

まだそういった感覚は根強い。

子供」「老人」と同じような枠で「女性」がある。

基本的に男性(それも青年中年層)が基本的な人間であって、「子供」「老人」はなんとなく我々は例外的と感じている。それと同レベルにいるのが「女性」という枠。

国のトップに女性があまりいないのもそういう感覚から。人間という種のなかで女性は例外的であると感じているから、その例外を国の代表とすることに違和感が出る。

宇宙人と遭遇した時地球人代表を誰か選べといったら今であれば必ず男性が出るだろう。女性だと違和感を感じる。それは地球人代表として老人や子供を出すような違和感と同じ。

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