どうして解決しようとする気概が生まれないのだろう。
これは生まれて初めての挫折だろうか。
いや、挫折は中学受験失敗のときだろうか。
失敗といっても、志望校に行けなかっただけで、私立には行けたが。
あそこで公立の中学に行っていれば今のような腑抜けにはなっていなかったのだろうか。
たらればの話は不毛だ。わかっている。
だが、私は何かに縋りたいのだ。
あのときも、九月くらいからノイローゼ気味になり、とうとう塾へ行けなくなった。
今もそうだ。
全く書けない。
あのときは復活できなかった。それまでの遺産だけで受かったようなものだった。
復活できていれば志望校に受かっていたかもしれないけれど。
今ももう復活できないのか。
挫折したまま私はあの頃から全く変わっていないのか。
もし、この苦境を乗り切れたら
仮定の話はむなしい。