あー、それ、痛いぐらいわかります。
私は本業の方ではそれなりに努力しただけのものを得てきた自負はありますけど、音楽の方では素人なりに努力した割には素人の中でも全然ダメ(というのは主観的な表現なので具体的にどの程度か想像つきにくいでしょうけれど)だったんですよ。
正直、「音楽は才能の問題だから凡才は努力しても無駄」というのを真面目に信じ込んでましたねー。今思うとそれが一番悪かったです。自分が本業でやっているような努力(何が必要かを考えて、次にそれができるようにするためにはどうすればよいかを考えて、それを実行する)をそのまま持ち込めばよかったのに、変に卑屈になってしまったから結局無駄なことばっかりやってた。数をこなすことが必要だという精神論に陥ったりね。
ま、有り勝ちなのは、ワタシは自然に弾けたみたいな法螺を吹く人はいます(笑)。悪気はなくて、どうせ素人には何も分かんないつっておちょくってるだけなんですけどね。
実は素人同士でもそういうのがあるんですよ。あるいは、プロになろうとして挫折しようとした人とか。そういう連中の中には無駄にプライドだけ高いのがいるから困りますね。子供の頃にいい教育を受ける機会に巡り会えたのはお前の努力の結果じゃないだろって正直思います。
スポーツ選手にしたって苦手なポジションと得意なポジションがあるように、音楽家も苦手なことや得意なことがあります。普通の人から見ればおおかた普通のレベルを上回ってはいます...
うーむ、そうするとつまり、初見に関しては「譜読みの早さ」とは別に「初見に対応できるためのテクニック」というようなものがある、と考えた方が近いのでしょうか。
そうそう。だから初見の練習があるし、そうやって遊んだりするよ。
あー、初見って練習するもんなんですか! その発想自体ないからいつまで経っても「ど素人」の「ど」の字が取れないんだろうな、と理由の片鱗の一端を目にした気がしましたよ。
だから何事も努力なしにはできないんですってば。才能は大事だけど、才能がないものは去れと軽軽しく言ってもらいたくないのはそういうことがあるからだし、本物なら無知でも分から...
あー、それ、痛いぐらいわかります。 私は本業の方ではそれなりに努力しただけのものを得てきた自負はありますけど、音楽の方では素人なりに努力した割には素人の中でも全然ダメ(...