2008-11-04

例えばの話。

行きつけの美容院のお兄さんがすごく喋りやすくていつも思い描いていたとおりの髪型にしてくれる。

優しく丁寧な口調と同じ、優しく丁寧な手さばき。3ヶ月に1度味わう至福の時。

お兄さんとの会話はとても楽しいけれど、好きだとか付き合いたいとかはまったく思わない。 

心地いい時間が流れるのはお兄さんにとってそれが仕事だから。

その居心地のよさは客と美容師と言う関係だから生まれるものだからだ。

多分お兄さんはプライベートでもその人柄は変わらなくて優しいんだろうけど、同じ空気は味わえない気がする。

その関係性のおいてのみ成立するというのかなぁ。

もうひとつ例えばの話。

アルバイト先の社員のXさん。結構年上で強面だけど意外とかわいいもの好きで話が盛り上がる。

仕事の合間にするちょっとした会話のツボが合うので、とても楽しい

でも、やっぱりそれは社員アルバイトって距離感だから楽しいのだ。

好きだとか付き合いたいとかはない。距離を詰めたいとも思わない。

ただ、その距離感でのみ成立する楽しさなのだ。

 

後輩から、ある店員さんにホレたという相談をされた時に上記のようなことを思った。

でもこれは自分だけなのかもしれないし、水をさすのも何なので言わなかったけど。

増田のみなさん、こういうの、ありませんか?

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