2008-10-26

http://kmiyauti.cocolog-nifty.com/kagaku331/2008/10/post-835e.html

EM菌が高アルカリで生きられないのは同意なんだけど。

アルカリで菌が存在できないのではないか、という部分には大いに疑問。

石油分解菌などは自分から界面活性剤を分泌し石油の中を泳ぐ。タンパクが変質するはずの超高温・超低温などでも菌は存在しまっせ。

六価クロムを食べる菌だっている。六価クロムだってタンパク質を変質させるし遺伝子に重大なダメージ与えるけど。

タンパクと反応する溶媒の中に菌が存在できない、なんて論理トンデモもいいとこです。

追記

ググったら出てくる出てくる

http://sky.geocities.jp/kankyo21akita/kankyo/evolution/evolution-6/evolution-6.htm

絶対好アルカリ菌  pH 9 以上 でなければ 生存不能

通性好アルカリ菌  pH 9 以下 でも 対応 し 生存可能

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%BA%A6%E5%A5%BD%E5%A1%A9%E8%8F%8C

アルカリ性高度好塩菌はpH10程度にて生息している。Natronobacterium gregoryiは最高pH12にて生育が可能で、2001年に好アルカリ細菌Alkaliphilus transvaalensisが発見されるまでは最も好アルカリ性の強い生物であった。

という事で、やっぱり高アルカリ存在する菌なんて、普通存在してるようです。

で、これ発見した人がノーベル賞もらったんかなぁ。どうだろうなぁ。

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