例えば受注生産しようとして2001個の注文があった場合、工場で2001個きっちり作ってもらえるかって言えば、そんなことは無くて。
2500個とか3000個とかロット単位での発注になるわけですよ。
差分の損失はメーカ持ちだから、高価な小さい単位で発注できる物でもなければ、受注生産は行えない。
どれくらい売れるかが読めない商品の場合、作りすぎれば損失になるし、在庫が溢れれば「不人気」の烙印を背負う恐れもある。
それなら、ある程度絞った生産数で、「限定」って逃げるほうが、購入動機にもつながるし「人気商品」のイメージも発生する可能性もあって、企業にとってはお得だよね。
最近では、きちんと売れて追加需要も見込めれば、二次生産とかしてくれるところも増えたし(フィギュアやDVDなんか)。
ホビー品の場合、ネットで評判良いから売れるって物でもないしね。
消費者側の
「結果的にこんなに難民が発生したのに、なんでもっと沢山作らなかったんだ」
と同じくらいかそれよりも多く、メーカー側だって
「あんなに盛り上がってたのに、なんでみんな買ってくれないんだ」
と思ってると思うよ。