生物多様性が重要なんじゃなくて、生物の循環システムによる恩恵(サービス)が重要なんでしょ。でも、微生物から植物、動物そして人間の相互作用、動態とかわけわからないから多様性を保全しなきゃいけない。でもここで少し考えてみよう。あらゆる種を農業や水族館のように育てたらいいんじゃないだろうか。そしたらひとつの系の循環システムに必要なもの全部わかるんじゃないの? そしたら最低限生きていける(次世代に残せる)森林の単位とか、川の魚の単位とかわかるんじゃないの?
もちろん、まだ発見されていない種はたくさんいるだろうし、微生物に関してはまだまだ未知。あらゆる種を育てるという労力は現実的じゃないし、それが出来てもくっつけたらうまくいくというものでもない。そう考えたら、多様性を守ることがいいのかな。でもさ、絶滅しそうなもんを助ける必要はあるのか? 淘汰されるものはほっといて・・ってしてたら、人間社会にとっては好ましくないってこと? 遺伝子レベルでは種の保存っていう方向性はなくて、個体レベルで種の保存とか考えたりする。
んー、あらゆるものはもともと価値なんてなくて、興味や関心を示す人が増えれば増えるほど価値が増大していく。本質なんてものはなくて、恣意的なもの。いろんな考えが出てきていろんな価値が出てくる。それで、その対象のひとつが生物多様性だったわけ?
もう何が大切なのかわからない。わかったのは生物系の分野に向いてないってことかな。話を聞くのは好きだけど、価値判断が出来ないし研究者には向かないんだろうな。いや、研究者じゃなくて活動家かな? もういいや。わからないことについて考えるのはやめよう。